アジアには、資格を持ったプロフェッショナルなネイティブ英語のコピーライターはわずかしかいません。口コミに勝るものはありませんが、プロのコピーライターを見つける最も簡単な方法は、Googleで検索して、彼らのウェブサイトとポートフォリオを閲覧したうえで、メールやビデオ通話アプリで会話を始めることでしょう。
相手が自分自身を説明したり証拠を提示できないようなら、他をありましょう。実際には執筆経歴がないのに、自分たちを「コピーライター」または「コンテンツライター」と名乗っているようなら、彼らの実績例を注意深く見て、無料サンプルを求めるべきです。
コピーライティングは副業や内職の類いではなく、専門職であり、また英語の学位を持ったネイティブスピーカーだからといって誰でもできるものではありません
コピーライティングには特別なスキルが必要です。車の修理、家の塗装と同じです。多くの人が自分でもDIYでできるだろうと試みて、仕事を台無しにしてしまうのと似ています。
さらに、アジアやグローバル市場に精通したコピーライターは、極めて稀なスキルを持っています。経験不足を補うには、生きた経験または卓越したリサーチのスキルが要求されます。
優れたコピーライターは訓練を受けており、読者に行動を起こさせるフレーズを生みだすために、いつでもスキルを磨いています。コピーライターは、人々が何かを買いたい、何かをダウンロードしたい、何かをしたいと思わせるフレーズを作りだす専門職です。
コピーライターは、商品や読み手、文化的背景を理解している必要があります。優秀なコピーライターならそうあるべきです。でなければコピーライターとは呼べません。単なるテキストライターです。
優れたコピーライター は、自分のクライアントに収益を生みだすので、収入も多く、いつも多忙です。
日本、韓国、そしてアジアの国々では英語が第一言語ではないので、ネイティブのコピーライターを見つけるのは特に困難です。
アジアのほとんどの英語のコピーライティングはひどいものです。ですから、その目的を達成できません:
- それはメッセージを伝えません
- それは行動を起こさせません
- だから売れません
しかし、何が良いのか悪いのかを知るのは難しく、ネイティブスピーカーでなければ、なおさらそれを判断できないでしょう。
賢明な企業なら、コピーライティングがロゴやブランド名、適正な価格と同じくらい重要であることを知っています。ですから、そういった企業はプロのコピーライターを雇おうとするのです。しかし、そうはいっても、どこでプロのコピーライターを見つけられるのでしょう?そして、誰が良くて誰がダメなのかをどうやって見分けるのでしょう?
そういったわけで、今でも日本企業は資格のない人たちにコピーを書かせています。たとえば、翻訳者や英語教師、そればかりか英語が分かる人なら誰でも。
そういった企業は潤沢な予算があるなら専門の代理店に依頼するでしょう。それでどうなるでしょう?その代理店でさえ良いコピーを書けないかもしれません!
理由は、個人個人がコピーを書いているためであり、またコピーライティングは機械的なプロセスではないからです。コピーライティングにはメソッドとスタイルの両方が必要なのです。
最高のコピーライターは個人です。これらの才能のある人たちは、会社や代理店にいるかもしれません。個人でも仕事を取ることがあるかもしれません。探し出すことはできます。その方法は次のとおりです。
英語のコピーライターと他の英語にまつわる仕事との違いを知る
コピーライターは、アクションを誘発する文章を書く人です。
たとえば、ウェブコピーライティングなら、そのアクションは次のようなものです:
- リンクをクリックする
- 情報をダウンロードする
- その会社に連絡を取る
- アポを取る
- 何かを買う
優れたコピーはメッセージを伝えます。感情を生み出すことができます。人に行動を起こさせます。
書くことがもともと得意な人もいるでしょう。同じように、スポーツや音楽、ダンスが生まれつき得意な人もいます。
経験やトレーニング、そして多くの練習を積まなければ、これらのスキルのプロになることは誰にもできません。優れたコピーライターは、マーケティング、販売、そして特定の対象者向けにコピーを書くことに熟練したプロです。そしてそれが私たちの仕事です。私たちは練習を重ね、訓練を積み、そして熟練者となりました。
アジアでは、ほとんどの英語のコピーライティングは真のコピーライターでない誰かが書いています。私は毎日それを目にしてきました。私は日本に住み、アジア中を巡って働いてきました。アジアにはプロの英語のコピーライターはわずかしかいません。また、米国、英国、その他の国のコピーライターは、通常、アジアの企業やグローバル市場のことを理解していません。
次のことを理解してください:
英語の語彙が豊富な人がコピーライターではありません。
*コピーライティングとは、幅広い人達に分かってもらえるように書くライティングの手法です。大げさな言葉や長い文章、そして文学的なスタイルの文章は悪いコピーライティングと言えるでしょう。優れたコピーライティングは短くて、心に刺さり、感情を生み出すものです。これは、B2Cコピーライティングと同様にB2Bコピーライティングにも当てはまります。
英語の先生はコピーライターではありません。
*ほとんどのアジア諸国では、英語が話せれば誰でも英語の先生になれます。日本には優秀な英語教師がたくさんいます。しかし、教師だからといって、スキルを習得しない限り、コピーライターではありません。彼らは教師なのです。私も教師でした。私はあまり上手ではありませんでした。専門的な訓練を受けていなかったからです。
大学教授はコピーライターではありません。
*大学教授は特定の学術分野において多くの知識を持っています。彼らはとても頭のいい人たちです。私は長年、学術原稿を編集し、大学院でMBA、MSを取得するために何年も過ごしました。今もその仕事を続けています。
学界のために書いたり校正したりするときには、より正式な言葉遣い、より専門的な言葉を使いますが、何かを売ることはありません。生物学、医学、さらには英文学が非常に得意であることでさえ、コピーライティングのスキルとは無関係です。
全く異なるのです。
翻訳者はコピーライターではありません。
*プロの翻訳者は、ある言語を別の言語に正確に移し替える方法を学びます。正確さは翻訳で一番求められるスキルです。また、優れた翻訳者は言葉を「ローカライズ」するので、読み手にとって適切な口調と文脈になります。
有能なコピーライターもごくわずかで、恐らく500人に1人でしょう。ただし、コピーライターは翻訳者と共同作業することができます。日本語のウェブサイトから始めて、英語のウェブサイトを作成するときには、これは断然パワフルな組み合わせとなります。
その他に、英語のコピーライターではない人とは:格安フリーランスサイトのフリーランスの99%以上、低価格の「コンテンツファーム」サイトのフリーランスの99%以上、英語を母国語としない人、あなたの友人、営業マン、タクシー運転手、歯科医、そして脳外科医。となると、コピーライターとは誰のことでしょう?簡単です:コピーライターとはコピーライターのことです。
会社/代理店ではなく、ライターについて知る
会社とは個人の集まりです。一人または少数の人のグループがあなたのためライティングや他のマーケティングの仕事を行います。
ですから、その会社に多くのクライアントがいるなら、仕事の質はあなたの担当として働く個々のライター次第ということになります。
これは、日本、韓国、その他のアジア圏だけでなく、世界のどこでも当てはまることです。
世界の多くの国以上に、アジアの人々はブランド名を愛し、信頼をおいています。また、個人的なつながりのない人を雇うことをためらいます。個人関係と紹介のシステムはアジアでは特に重んじられています。
自問してみてください:
- あなたのビジネスを最もよく知っているのは誰ですか?
- あなたのニーズを理解しているのは誰ですか?
- コピーライター(そしてマーケター、デザイナー、広告代理店)と共に仕事をしなければならないのは誰ですか?
それはあなたです。あなたの会社です。あなただけがあなたが必要としているもの、欲しいものを知っているのです。
紹介は悪いことではありません。話しに耳を傾け、検討して、しかし、競争に勝ちたいのであれば、自分で決めることです。
そのためには、自分のコピーライターをしっかり知る必要があります。代理店があなたの担当者を割り当てます。次に、担当者は一人または複数のライターと調整します。多くの場合、ライターは変更されます。ライターは多くの担当する顧客を受け持っており、あなたの会社をよく知るための時間も、その理由もほとんどありません。彼らは自分の仕事を成し遂げるのに手いっぱいなのです。
ライターが少人数のグループであったり、個人の場合なら、あなたのライターとコミュニケーションを取ることは難しくないかもしれません。優れたコピーライターなら、あなたの会社のすべてを完全に知ろうとします。そのライターは従業員のようなものです。あなたのライターをよく知るべきです。
コピーライターのアジア文化やビジネスに関する知識度をチェック
あなたのネイティブ英語を話すコピーライターはアジアに住んでいますか?そのライターは日本語、韓国語や中国語を話しますか?そのライターは日本のビジネススタイル、韓国やシンガポール、タイでのその違いを知っていますか?またこれらの国々の予算、関心、コミュニケーションスタイルを知っていますか?
調べてみましょう。聞いてみましょう。優れたコピーライターには知識の基盤があり、リサーチすることでそれを補います。東京や福岡に住むネイティブ英語のコピーライターなら、おそらく日本をよく知っているでしょう。彼らはおそらく韓国のことはそれ程知らないでしょうが、彼らは知らないことはリサーチで補うことができます。
東京とソウルの文化的ギャップは、ロンドンとソウルの文化的ギャップほどではないのです。
また、ネイティブな英語(ひどく訛った英語ではなく)も使います。そして彼らは訓練を受けたコピーライターです。
米国のコピーライターは、生の情報ではなく間接的な知識に依存しています。また、シンガポール、香港、インドで育ったコピーライターは、ネイティブほどではないにせよ、英語は上手いかもしれませんが、ほとんどの場合、その英語はいたって不自然です。これらの国々はまた、低賃金労働者に大きく依存しており、完璧な仕事をすることにこだわる理由がほとんどありません。
では、あなたのライターの経歴、知っていること、知識のベースラインが何であるかをチェックしてみてください。
コピーライターの人生と職業経歴をチェック
あなたのコピーライターはあなたの業界で働いたことがありますか? でなければ、似たようなことを勉強しましたか?
あなたのコピーライターはどこに住んでいましたか?
どこで働いてきましたか?
どのような種類の文章を執筆してきましたか?
繰り返しになりますが、100%完全に一致する必要はありませんが、知識の共通したベースラインが必要です。
たとえば、あなたがスタートアップ企業なら、あなたのコピーライターはスタートアップ企業で働いたことがありますか?
あなたが医療機器会社なら、あなたのコピーライターは保健科学を学んだり、医学分野で働いたりしましたか?
あなたの主要なマーケットが政府機関や大学であれば、あなたのコピーライターは政府機関や大学で働いたことがありますか?
あなたはそれにお金を払うつもりなのです。ですから、あなたが誰にお金を払おうとしているのか、しっかり調べてください。
まずネイティブ英語のコピーライターにアドバイスを求め、次に実績を尋ね、彼らの質問に耳を傾けます(もしあれば)
コピーライティングは、とても優れたコピーライターが、その主題の完璧な専門家ではないことがあるという点で少しユニークです。あるいは、ウェブサイトのコピーが必要かもしれませんが、彼らは主に直接返信メールを送信してきます。それでもいいのです。
彼らはいくらかのスペースを埋めなければなりませんが、基礎があるからこそできるのです。
優れたコピーライター は、スキルと知識の中核を持っています。多くは、特定のタイプのコピーライティング(ウェブコピーライティング、メールキャンペーン、白書など)や、特定のジャンル(医療、ソフトウェア、建築など)を得意とします。
あなたが望むものに具体的にマッチしている実績例よりも、コピーライターがどのように考え、何を使っているのかが、より重要です。
あなたのニーズをライターに伝えてください。あなたの問題を伝えてください。そして、何をしてくれるのか聞いてみましょう。
例えば、新製品を明確に説明して、読者にメーリングリストへの登録を促すウェブサイトのコピーが必要だとします。ライターに何をするのか尋ねてみてください。ライターにあなたの現在のウェブサイトと文章についてどう思うか聞いてみましょう。ライターが何の意見も言わないか、大げさなことばかり話すようなら、別のコピーライターを探しましょう。
次に、彼らが何か質問をするかどうかみてください。「問題ありません、できます。今日から始める準備ができています」 と答えるとしたら–その人はプロではありません。案件を取るのに必死なのです。真のコピーライターを見つけましょう。コピーライターはいつでも質問をもっているものです。どんなときでも。でなければ、どうやってあなたの製品を知ることができるのでしょうか?
最後に、もしそのライターには戦略があって、以前にそれで成功しているのなら、そのライターを雇うことを検討すべきでしょう。
おわりに
もちろん、アジアで優れたネイティブ英語のコピーライターを見つける方法は他にもたくさんあります。ご紹介したのは、私と取引のある日本、韓国、台湾、その他のアジア諸国の企業でよく目にする5つの問題に過ぎません。
では、私の経歴をチェックし、私に質問をし、私に挑戦を仕掛けてください。その後で、判断を下してください。サイズのオーナーであるアダムは、プロのコピーライターであり校正者・編集者でもあります。アダムは、東証1部上場企業、多国籍企業、政府省庁、学術機関、および中小企業やスタートアップ企業とも仕事をしてきました。20年以上に渡ってこの仕事に携わってきており、それとほぼ同じくらい長い間アジアに住んでいます。
ぜひ お問い合わせください 、話を始めましょう。それで私たちが相応しくないと判断されたなら、他の誰かを雇えばいいのです。私たちが条件にマッチしているなら、あなたに素晴らしい成果をもたらすためにお手伝いさせていただきます。