あなたが研究者なら、オープンアクセス出版が学術界にどんな影響を与えているか考えたことはありますか?オープンアクセスが研究のアクセスを良くし、学術情報を広げています。でも、その実現には課題があります。
APC(Article Processing Charge:論文掲載料)や資金の持続可能性は大きな問題です。
オープンアクセスの推進を目的とした宣言であるブダペスト・オープンアクセス・イニシアチブ (BOAI:Budapest Open Access Initiative)が公開された2002年から、多くのジャーナルがオープンアクセスを始めました。購読型からオープンアクセスに変更するケースや、購読型とオープンアクセスを組み合わせたハイブリッドオープンアクセスも増えています。これは研究者が情報を広げる方法に影響しています。
キーポイント
- オープンアクセスは学術情報を広く公開し、研究のインパクトを高める。
- ゴールドオープンアクセスとグリーンオープンアクセスは、アクセス可能性を向上させるための二つの主な方法。
- APCは著者が論文を公開する際の課題となり、多くの研究者にとって資金不足が障害となる。
- オープンアクセスの普及は、学術界における知識の共有を促進する役割を果たしている。
- 研究成果をオープンアクセスで提供することは、科学的なコミュニケーションに革命をもたらす可能性がある。
オープンアクセス出版モデルの概要と研究のアクセス性および普及への影響
オープンアクセス出版モデルは、学術的なコミュニケーションで重要です。研究の可視性を高めるためです。このモデルは4つのタイプがあります。ゴールド、グリーン、ダイヤモンド/プラチナ、ハイブリッド、ブロンズです。
ゴールドオープンアクセスでは、論文の著者がAPCを負担し、全ての閲覧者が研究を無料で閲覧できます。グリーンオープンアクセスでは、著者が自ら研究をリポジトリに保存します。
2023年のG7広島サミットや科学技術大臣会議でオープンアクセスへの支持が表明されました(参考:G7広島首脳コミュニケ、G7仙台科学技術大臣会合(概要))。これにより、学術出版物へのアクセスが促進されます。
エルゼビアジャパンやスプリンガーネイチャーなどの出版社もオープンサイエンスを推進しています。エルセビアでは2,900のジャーナルのほぼすべてがオープンアクセスで、そのうちの800はゴールドオープンアクセスです。スプリンガーネイチャーは2023年に10の大学と契約を結びました。2023年に日本の研究大学コンソーシアム構成機関などの10の大学と契約を結び、2004年にはその対象を21校に増加させています。統一された購読料とオープンアクセスジャーナル費用を提供しています。
オープンアクセスには利点がありますが、研究者にとっては高額な出版費用が課題です。多くの研究が公開され、異なる分野での学術成果が共有されることが求められます。
これにより、プロセスが透明で効率的になります。研究の可視性とアクセス性が向上します。
ゴールドオープンアクセスジャーナル:最終版の論文が公開時に無料で利用可能
ゴールドオープンアクセスでは、研究成果を誰もが無料で見ることができます。資金が少ない機関や国にとって、研究の影響力を大きく向上させます。大きな研究や国際共同研究の成果が早く広がることで、学問が進むのを助けます。
ゴールドオープンアクセスの代表的な例としては、以下が挙げられます。
1. PLOS ONE
概要: Public Library of Science (PLOS)が運営する多分野にわたるオープンアクセスジャーナル。
特徴: 幅広い分野の論文を扱い、研究の健全性と倫理性を重視。影響因子ではなく、研究の質で評価される。
概要: Nature Researchが発行するオープンアクセスジャーナル。
特徴: 自然科学、工学、医学など幅広い分野の研究を対象とし、特に実験データや方法論に重点を置いている。
3. BMJ Open
概要: 英国医師会(BMJ)による医学分野のオープンアクセスジャーナル。
特徴: 臨床試験や公衆衛生研究など、医療分野の幅広いテーマをカバー。
ゴールドオープンアクセスの利点
ゴールドオープンアクセスでは、著者がAPCを支払うことで誰もがすぐに論文にアクセスできます。すぐにアクセスできることで、他の研究者が引用しやすくなります。シュプリンガー・ネイチャーの調査によると、ゴールドオープンアクセスの論文はそれ以外の論文に比べて被引用数が最大2.32倍多いと報告されています。また、研究成果を誰もが無料で閲覧できるようにすることで、特に資金が限られた機関や国々において、研究の影響力が向上するとされています。カナダの研究助成機関では、助成金受領者に対し、研究成果の査読付きジャーナル出版物を、出版から12か月以内にオンラインリポジトリやオープンアクセスジャーナルで公開することが義務付けられています。
ゴールドオープンアクセスの課題
一方で、APCが高すぎて多くの研究者が参加できないという問題があります。調査によると、57%の研究者がAPCの高さでオープンアクセスを避けていることがわかります。少数の世界的な学術出版社による市場支配が進み、購読料やAPCの高騰が進行しているため、資金が少ない研究者にとっては、不公平な状況が生じる恐れがあります。APCが高額化している現状では、発展途上国の研究者や研究資金の少ない分野・機関に所属している研究者、キャリアの初期段階にいる研究者等は論文をオープンアクセス誌に投稿することが困難となっています。
グリーンオープンアクセス:エンバーゴ期間を伴う著者自身によるアーカイブ
グリーンオープンアクセスは、研究者が自身の研究をリポジトリにアップロードする方法です。エンバーゴ期間があり、一定期間後に研究が公開されます。これにより、情報を共有しやすくなり、研究の透明性が高まります。
例えば、米国の国立医学図書館が運用するPMC(PubMed Central)やコーネル大学図書館が運営するarXiv.orgのようなリポジトリが使われています。
グリーンオープンアクセスとは何か
グリーンオープンアクセスは、研究者が自分の研究をリポジトリにアップロードするプロセスです。このプロセスで、研究成果が多くの人々にアクセス可能になります。リポジトリの利用は、研究の透明性を高め、コンプライアンスを保つのに役立ちます。
グリーンオープンアクセスの代表的な例としては、以下が挙げられます。
1. Journal of High Energy Physics (JHEP)
- 概要: Springerによって運営される物理学分野の著名なジャーナル。特に高エネルギー物理学の研究に焦点を当てている。
- 特徴: 論文の著者が最終稿をセルフアーカイブできるグリーンオープンアクセスポリシーを採用。エンバーゴ期間は6か月程度。
- ウェブサイト: Journal of High Energy Physics
2. The Astrophysical Journal
- 概要: 米国天文学会(AAS)が発行する、天文学と天体物理学の分野で非常に影響力のあるジャーナル。
- 特徴: 著者がアクセプト後の原稿をセルフアーカイブ可能で、arXivや機関リポジトリに公開できる。エンバーゴ期間はなし。
- ウェブサイト: The Astrophysical Journal
3. Physical Review Letters (PRL)
- 概要: アメリカ物理学会(APS)が発行する物理学全般における先駆的な研究を発表するためのジャーナル。
- 特徴: APSのグリーンオープンアクセスポリシーにより、著者はアクセプトされた原稿をセルフアーカイブ可能。エンバーゴ期間は12か月。
- ウェブサイト: Physical Review Letters
グリーンオープンアクセスの利点
このモデルには、コストを削減できるという利点があります。ゴールドオープンアクセスでは、論文1本あたり数百ドルから数千ドルのAPCが必要となる場合がありますが、グリーンオープンアクセスを活用することで、これらの費用を回避し、研究者や機関の財政的負担を軽減できます。さらに、機関リポジトリにより、研究成果の一元的な管理と公開が可能になり、研究機関内での情報共有や研究評価の効率化に寄与します。また、研究者が論文を出版と同時に機関リポジトリ等に登録することで、誰もが自由にアクセス可能とする「即時オープンアクセス」を実現します。
グリーンオープンアクセスの課題
一方で、グリーンオープンアクセスには課題もあります。エンバーゴ期間があるため、公開まで時間がかかります。一部の出版社は、セルフアーカイブの際に一定のエンバーゴ期間(公開遅延期間)を設けており、その期間が経過するまで論文を公開できないと定めています。さらに、著者が自身の論文を機関リポジトリや分野別リポジトリにセルフアーカイブする際、出版社のポリシーによりアップロード可能なバージョンが制限される場合があります。例えば、Elsevierでは出版社版PDFのセルフアーカイブは禁止で、リポジトリ登録時には、著者最終稿であることを明記する必要があります。つまり、研究者は複雑なコンプライアンスのルールを理解する必要があります。
ダイヤモンド/プラチナオープンアクセス:ジャーナル側の費用負担による無料公開およびアクセス
ダイヤモンドオープンアクセスは、無料で学術的な情報を提供するモデルです。研究者や読者は、機関や資金提供者が費用を負担するため、無料でアクセスできます。このモデルは、研究者が安心して研究を発表できるようにします。
学術的価値を広く伝えることが目的です。多様な視点が学術界に反映されることが期待されます。
ダイヤモンド/プラチナオープンアクセスとは何か
このモデルでは、研究機関や資金提供者が費用を負担します。学術誌は、すべての利用者に無料で情報を提供します。資金に余裕のない研究者にとって、発表の機会が増えます。
欧州の各研究機関などが加盟するScience Europeの報告によると、「世界中で推定17,000~29,000誌(2021年)のダイヤモンド・オープンアクセス・ジャーナルが、学術コミュニケーションに不可欠な要素となっており、論文出版総数の8~9%、オープンアクセス出版の45%を占めている」(出典:国立大学図書館協会「ダイヤモンド・オープンアクセスのための行動計画(日本語訳)」)とされています。
ダイヤモンド/プラチナオープンアクセスの代表的な例としては、以下が挙げられます。
1. ScienceOpen
- 概要: 学術分野全般を対象としたプラットフォームで、ピアレビュー付きオープンアクセスジャーナルを提供。
- 特徴: 投稿料が不要で、著者も読者も無料で利用可能。研究成果の可視性を高めるための高度なメタデータや検索機能を提供。
- ウェブサイト: ScienceOpen
2. Episciences
- 概要: フランス発の数学分野を中心としたオープンアクセスジャーナルプラットフォーム。
- 特徴: 著者からの費用負担がなく、査読を通じて高品質な論文を提供。機関リポジトリと連携して、効率的な公開を実現。
- ウェブサイト: Episciences
3. Open Humanities Press (OHP)
- 概要: 人文学分野に特化したオープンアクセス出版社で、哲学、文化研究、文学などを対象としたジャーナルを運営。
- 特徴: 完全なダイヤモンドオープンアクセスを採用しており、著者にも読者にも無料。持続可能なモデルとして知られる。
- ウェブサイト: Open Humanities Press
ダイヤモンド/プラチナオープンアクセスの利点
ダイヤモンドオープンアクセスの最大の利点は、費用が抑えられるという点です。著者が論文を発表する際APCを支払う必要がなく、また読者も無料で論文を閲覧できます。この費用は助成金、研究機関、政府補助金、非営利団体などが負担する仕組みになっています。例えば、SciELO(Scientific Electronic Library Online)は、ラテンアメリカやカリブ海地域のオープンアクセスプラットフォームで、ブラジルでCNPq(ブラジル国立科学技術開発評議会)とFAPESP(サンパウロ州研究支援財団)が支援しています。
すべての人が研究成果を自由に利用できる環境は、学術的価値を高め、より広範な知識の共有を促進します。例えば、アフリカの研究者による研究成果を共有するためのプラットフォームであるAfricArXivでは、新型感染症のパンデミック時に、アフリカの公衆衛生に関する研究が迅速に共有され、地域の医療対応に役立てられました。
ダイヤモンド/プラチナオープンアクセスの課題
一方で、ダイヤモンドオープンアクセスは、持続可能な資金源の確保が課題です。科学技術・学術政策研究所(NISTEP)の報告によると、約60%のダイヤモンドオープンアクセスジャーナルはボランティア労働に依存しており、これらのジャーナルの多くが赤字経営であるか、財政状態が不明確であるとも報告されています。
項目 | データ |
ダイヤモンドオープンアクセスジャーナルの数 | 17,000 ~ 29,000 |
ダイヤモンドオープンアクセス記事の割合 | 8% ~ 9% |
ボランティア労働の依存度 | 60% |
不明確な財政状態を抱えるジャーナルの割合 | 半数以上 |
ダイヤモンドオープンアクセスは、研究の普及を促進します。しかし、資金面の持続可能性が重要な課題です。
ハイブリッドオープンアクセス:購読型をベースにAPCを通じて個別にオープンアクセス化
ハイブリッドオープンアクセスモデルは、有料で利用できるコンテンツと無料で利用できるコンテンツが共存する形式です。購読型モデルをベースとしたジャーナルですが、著者がAPCを支払うことで、個別の論文をオープンアクセスで提供します。
著者は柔軟に選択できるメリットがあります。しかし、さまざまな課題も存在します。
ハイブリッドオープンアクセスとは何か
ハイブリッドオープンアクセスでは、特定の記事が著者からのAPCを通じてオープンアクセスとして公開されます。論文をオープンアクセスで公開するか、従来の購読方式で公開するかは、著者が選択できます。オープンアクセス論文を公開するためには、著者は一定のAPCを支払う必要がありますが、この費用はジャーナルごとに異なります。
ハイブリッドアクセスの代表的な例としては、以下が挙げられます。
1. Cell
- 概要: 高エネルギー生物学、細胞生物学、分子生物学などをカバーする重要な学術ジャーナル。
- 特徴: 購読型ジャーナルで、著者がAPCを支払うことにより、選択的にオープンアクセスとして公開可能。
- ウェブサイト: Cell
2. The Lancet
- 概要: 医学分野における影響力のあるジャーナルで、臨床研究や公衆衛生などの重要なテーマを扱う。
- 特徴: 購読型モデルを採用し、著者がAPCを支払うことで論文をオープンアクセスにすることができる。
- ウェブサイト: The Lancet
3. Nature
- 概要: 自然科学全般を対象とした国際的な学術ジャーナル。
- 特徴: 購読型ジャーナルだが、著者がAPCを支払うことでオープンアクセスとして公開可能。
- ウェブサイト: Nature
ハイブリッドオープンアクセスの利点
著者は特定の論文をオープンアクセスとして公開することで、より多くの読者にアプローチできます。この柔軟性により、研究の可視性が向上します。例えば、Springer Natureの「Open Choice」プログラムでは、著者がAPCを支払うことで、従来の購読モデルのジャーナルでもオープンアクセスとして論文を公開できるオプションを提供しています。これにより、研究者は論文の公開方法を選択でき、研究の可視性を向上させることができます。
より広範な議論を促進することが可能になります。オープンアクセスを選択することで、著者は自らの研究成果を幅広いオーディエンスに届けることができます。
ハイブリッドオープンアクセスの課題
ハイブリッドオープンアクセスにはいくつかの課題も存在します。高額なAPCは著者にとって大きな経済的負担となります。
特に資金不足の研究者にとってはアクセス制限を生む要因となります。さらに、APCの価格が透明でない場合も多く、著者がどの程度の費用を支払うべきか理解しづらい問題が発生しています。
ブロンズオープンアクセス:ジャーナル側の裁量による無料提供
ブロンズオープンアクセスは無料でアクセスできる記事です。出版社が自由に決めるため、再利用の条件は明確ではありません。読者はアクセスできるものの、再利用は難しいです。
ブロンズオープンアクセスとは何か
ブロンズオープンアクセスは出版社が無料でアクセスを許可する型です。内容は無料ですが、再利用の条件は明確でないため、利用者にとっては便利ではありません。出版社やビジネスモデルによって異なります。
ブロンズオープンアクセスの代表的な例としては、以下が挙げられます。
1. Elsevier Journals (Physics Reports 等)
- 概要: Elsevierが発行する多くのジャーナルでは、著者が自分の論文を公開する際に、出版社によって定められた条件で論文を無料で公開するオプションが提供されている。これにより、特定のジャーナルやプラットフォームで無料でアクセス可能となるが、最終的な著作権は出版社に残る。
- 特徴: 読者は無料でアクセスできるが、著作権は依然として出版社に残ることが多い。公開された論文は一般的に期限が設けられており、その後有料化されることもある。
- ウェブサイト: Elsevier
2. MDPI Journals (Sensors 等)
- 概要: MDPIの多くのジャーナルでは、研究者が記事を無料で公開するオプションを提供しているが、アクセスの無料公開は無期限ではない場合があり、一定期間後に有料化されることもある。
- 特徴: 無料でアクセスできる記事が一時的に公開されることがあるが、最終的には別のプラットフォームで有料化されることが多い。
- ウェブサイト: MDPI – Sensors
3. SpringerOpen (Journal of the Association for Information Science and Technology 等)
- 概要: SpringerOpenジャーナルは、特定の記事をブロンズオープンアクセスで公開することがあり、公開後一定期間無料でアクセスできるが、最終的な著作権は出版社に帰属することが多い。
- 特徴: 一部の記事や特定の号が無料で公開されていることがあり、その後、追加の制約を受ける場合もある。
- ウェブサイト: SpringerOpen
ブロンズオープンアクセスの利点
このモデル最大の利点は無料アクセスです。読者が料金を支払わずに論文を閲覧でき、著者や研究機関がAPCを支払う必要もありません。研究者や学生がコストの心配なく情報を取得できます。論文が広くアクセス可能であるため、引用される可能性も高まり、一般市民や政策立案者にも知識を提供しやすくなって読者が増えます。
ブロンズオープンアクセスの課題
一方で、ブロンズオープンアクセスには課題があります。著作権が出版社に留まるため、再利用や再配布は困難です。クリエイティブ・コモンズライセンスのような再利用可能なライセンスが適用されない場合も多く、再利用の条件が不確実なため、研究者や学者はリスクを伴う再利用を避けます。一部の論文が突然有料に戻るリスクもあり、利用者にとって、信頼できるリソースとはみなしにくいのが実情です。
参考:「無料(Gratis)」と「自由(libre)」の違い
無料のオープンアクセスとは、提供されるコンテンツが無料で利用できることを意味する一方、自由なオープンアクセスとは、無料提供されるコンテンツがさらに再利用できることを指します。この再利用に際しては、通常クリエイティブ・コモンズライセンスが使用されます。このクリエイティブ・コモンズライセンスにより、著者は研究成果を公開する際に他者の利用を許可する条件を設定でき、著作権の制限を少なくして研究成果の再利用を促すことが可能です。ライセンスによって再利用の範囲が決まるため、研究者は自分の研究がどのように使われるかを管理できます
資金利用可能性、機関の方針、出版目標に基づく適切なオープンアクセスモデルの選択
オープンアクセスモデルの利用に際しては、その論文を公開する目的や必要となる費用について考慮したうえで、適切なモデルを選択することが重要です。上に説明したとおり、ゴールド、グリーン、ダイヤモンド/プラチナ、ブロンズ、ハイブリッドなどの各モデルには、APCの有無、公開期間や範囲など、それぞれの特徴があります。自身の目的や方針に見合ったモデルを選択できなければ、むしろ効率的な研究普及戦略の妨げにもなりかねません。
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